FM長崎とNIB(長崎国際テレビ)、そして長崎東高校の皆さんのご協力により、母校の後輩達と一緒に、"NO~命の跡に咲いた花~"を合唱するという機会をいただきました。
ストレイテナーみたいなロックバンドをやってきて、正直こんな経験をするとは思っていませんでした。
今の高校一年生達との対面。
自分の高校時代が捻りに捻くれていたのを思い出すと、生徒達にどう思われるのか…夏休みの補習期間に面倒くさいことやらせやがってと迷惑がられていないか…めたくそおっかなかったです。
どんなステージに立つよりも緊張したかもしれん。
でも、会うと皆とても素直で、シャイだけど優しく、そして彼らの歌声は真っ直ぐに美しく、胸に響きました。
彼らと一緒に歌うと、僕自身もボーカリストとしてではなく、技巧や飾り気のない真っ直ぐな声に戻ったような気がしました。
そして、ふと思ったのです。
この歌は悲しい歌じゃない。
今を生きている僕達が、そしてこれから生まれてくる子供達が、ここから始まる未来に向かって、戦争に怯えることなく、安心してまっすぐに夢を見て、叶える希望を持って生きていける。
そんな世界を守っていきたいという願いを込めた歌なんだと。
本当に素晴らしい機会を、合唱を心からありがとうございました!